こんにちは。ゆいとです。
今日も一日お疲れ様です。
もうすぐ東日本大震災発生から10年。
当日にこの事に関する事を書くと、まとまる気がしないので今日書いて残しておこうと思います。
あの時僕は小学3年生でした。
授業が終わって、終わりの挨拶をしていた時に地震が来て、学校中パニックになりました。
泣いている子たち、不安そうな表情の先生たち
自分も不安なはずなのに励ますフィリピンから来た英語の先生をよく覚えています。
家に帰っても停電していて、そのまま初めてテレビを見ない夜を経験しました。
辛うじてラジオは聞くことはできたので聴いていると、アナウンサーが震えたような声で
「沢山の遺体があたり一面に広がっています」
と言っていたのを聴いていました。
翌朝テレビで目の当たりにしたのは
信じがたい光景で、これが現実なのかそうでないのかわかりませんでした。
沢山の人が亡くなったこと
沢山の人が家を失ったこと
沢山の人が大切な人とお別れになったこと
はなんとなく察して、とても悲しかった。
どういう顔して生活すればいいか、わからなかった。
そんな生活の中で、被災地で役に立ちたいと思って、「ボランティアに行きたい」と僕は両親に伝えました。
でも小3の子が災害ボランティアなんて出来ないし、何より両親はそのショッキングな光景を幼い僕に見せたくなかったのでしょう。
「その気持ちだけは忘れないでね」とだけ伝えられたのを覚えています。
初めて自分の無力さを知った瞬間です。
今思えば確かに無力だったけどさ…
あの日、沢山の人が亡くなりました。
そして11日だけでなく、後を追うように自ら命を絶つ方たちもいました。
東日本大震災は、3月11日だけではないんです。
亡くなられた方たちに深い哀悼の意を
そして、辛い事を乗り越えて前を向く人たちに
最大限のエールを