2月29日 カゼトツチを卒業する。
関わり始めたのが大学2年の9月だから、約2年半お世話になった。
数字で見ると「おー長かったな」って思うけど
体感は全くそんなことがなく、「あ、そんなに経ってた!?」っていうのが本音。
振り返ったら意外と遠くまで来たものだ、みたいな。
それは目の前に全力で向き合ってきた証なのだろうか。
この2年半、自分の中で大事にしていたことが2つある。
- 頼まれたことを断らない
- 歩みを止めない
まず、1つめの「頼まれたことを断らない」について。
理由は簡単で、体験したこと全て自分の力になると思ったからだ。
自分にできるかどうかの可能性で考えるのではなく、とりあえずやってみる。
それが自分に合ってるかどうかなんて、やってみないと分からない。
あとは、関わり始めた当時自分には何もなかったので
そのやり方しかないとまで思っていた。
結果、それは自分にとっていい選択で
タイピングがそこそこ早くなったり、デザインをある程度作れるようになったり
インスタの投稿が10分あればできるようになったり、コミュ力がついた等々
やったおかげで身についたことが沢山あった。
そして、2つめの「歩みを止めない」について。
逃げ出したくても、頭に何も浮かばなくても、半歩でもいいから進むようにした。
何事にも近道はないと今も思っている。
それに、歩みを止めた自分には何もないと本気で思っていた。
だからちょっとでもいいから進むようにしていた。
そのおかげかどうかは分からないけど、大きな仕事を任せてもらえるようになった。
自分が何を残せたか、どれほど貢献できたかは分からない。
なぜなら、僕だけの力でできたことなんてないし
物事の価値なんて他人が決めるものだ。
でも、大好きで尊敬する2人の役に立ちたい一心で動いてきた自分に自分で価値を感じているし、やってよかったと心から思う。
今はただただ感謝と、役に立てていることを切に願うばかりだ。
こうして少しだけ振り返ったとき
悔しいことやつらかったことはもちろんあるし
もっとできたなと思うことも全然ある。
でも、僕はこの期間のことにすごく満足しているし
関わってくれた人たちや環境に恵まれたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。
これから僕が歩む道は、どんなものかは未知数だ。
確かな事と言えば、僕が見る景色や歩む道は僕自身の選択の積み重ねであり
僕の人生を写す鏡であるということだ。
新たな地でまた歩みを続け
ふと振り返ったとき「遠くまできたものだ」と思えるように
僕は僕の足で、その確かな一歩を歩む。
美しい景色を見るために。